お知らせ・最新情報

社会福祉法人土佐香美福祉会のお知らせ・最新情報の一覧です

月別アーカイブ: 2023年6月

熊本県よりノーリフティングケアの視察がありました ~特養ウエルプラザ高知~

令和5年6月29日(木)、熊本県の特定医療法人谷田会 谷田病院より経営企画部の吉橋様をはじめ4名の職員の方々が、特別養護老人ホームウエルプラザ高知へお越しになり、ノーリフティングケアの視察見学を行いました。

 

はじめに津野施設長より法人の概要や高知県の介護人材不足についての説明があり、その後ノーリフティングケアについての取り組みについて説明させて頂きました。

 

 

その後、入居フロアをご見学いただき、実際使用している福祉機器や腰痛予防のために行っている環境づくり、実践している介助方法について見学して頂きました。

 

 

 

最後に意見交換を行いましたが、熊本のほうでも人材不足に対して病院を含めた地域全体に人が集まる街づくりに力を入れていると聞き、高知県でも必要になってくるなと感じました。また、ノーリフトに関しては同じ取り組みをしている仲間として心強いという意見を頂き、このようなきっかけでお互いの施設を行き来できる交流が続けていけたらいいなと感じました。

今回見学にお越し頂いた特定医療法人谷田会 谷田病院の皆様、ありがとうございました。

 

普通救命講習を受講しています ~特養ウエルプラザやまだ荘~

特別養護老人ホームウエルプラザやまだ荘では、香美市消防本部の隊員の皆様にご協力いただき、救急救命の場面に遭遇した際に、落ち着いて救命行動ができるように普通救命講習を定期的に受講しています。

 

 

AEDを使った救命処置を中心に、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こして反応のない方に対して、どうしてそれが必要なのか、どういった手順で使用するのかを学びました。

 

 

 

 

 

 

実際に胸骨圧迫を行いましたが、一人で圧迫し続けることの大変さを全員が痛感しました。1分間継続するだけでも息切れし、周りに人がいない場合を考えると、救急隊員が駆け付けるまで続けることができるか、考える機会にもなりました。

 

また高齢者や子供が食べ物を詰まらせることによる窒息に対しても、背部叩打法や胸部突き上げ法などを学びました。

 

 

 

最後に救急隊員の方々から、救急隊員が到着するまでの間の処置の有無で、命が助かる確率が上がるとの話がありました。救急救命の場面で私たちができることを的確に行えるように、職員全員で受講を続けていきたいと考えています。

 

いつも協力していただいている香美市消防本部の隊員の皆様、本当にありがとうございます。

「なごみカフェしなね」を開催しました ~特養ウエルプラザ高知~

6月17日(土)、特別養護老人ホームウエルプラザ高知において、こども食堂「なごみカフェしなね」を開催しました。

当日は天候も良く、子ども食堂開設以来、最多となる86名の参加がありました。初めて参加した方もおられ、地域へ徐々に子ども食堂「なごみカフェしなね」が浸透してきていると感じました。

 

 

今回初めて、東高校の3年生がボランティアに参加して下さいました。当施設が参画させていただいている「一宮コミュニティ計画推進市民会議」にて東高校の校長先生からご紹介いただきました。このような形で、地域の高校生とも繋がることができたことは、大変良いことだと感じました。

 

 

運営のご協力をいただいた「土佐いっく成年団」様、東高校の学生さん、食材やお菓子の提供をいただいた皆様、いつもありがとうございます。

 

次回は7月15日(土)11時から行う予定です。皆さまのお越しをお待ちしております。

 

 

【今回のメニュー】
 ・豚肉のカレー
 ・サラダ
 ・プリン
 ・ジュース
 ・お菓子の詰め合わせ

「環境の日」清掃活動 ~特養ウエルプラザ洋寿荘~

6月18日(日)に芸西事業所の特別養護老人ホームウエルプラザ洋寿荘では、芸西村「環境の日」に、早朝から施設職員により施設周辺の清掃活動を行いました。

 

 

当日は、施設前歩道より清掃を開始し、道なりに隣接する西分漁港への道のりを清掃して行きました。

 

昨年と比べると、不法投棄されるゴミの量は減少している印象でした。

また施設に近い西分漁港周辺は、天然記念物として位置付けされる「メランジュ地層帯」がある貴重な地域であるため、この清掃活動も環境保全の一環として今後も継続していきたいと思います。

 

「介護サービス博覧会中四国」で発表してきました ~特養ウエルプラザ高知~

6月13日(火)~14日(水)にかけて、岡山県のコンベックス岡山で開催された「介護サービス博覧会中四国」で、特別養護老人ホームウエルプラザ高知の津野施設長と松村業務主任が「ノーリフティングケアがもたらす相乗効果」と題して、施設におけるノーリフティングケアの日々の取り組みの発表をしてきました。

 

    

 

 

岡山県でも人材不足により、負のスパイラルに陥っている高齢者施設が多くあると伺っていましたので「私達にもできるかも!」というきっかけになればと思って発表させてもらいました。

 

 

 

当日は現場のリーダー3名も同行し、展示されていた福祉機器等を見学しました。ここ数年、新型コロナウイルスにて県外へ行く機会もほとんどありませんでしたが、道中では職員同士のコミュニケーションの場にもなり、大変有意義な研修となりました。

 

 

今後も「入居者・職員にとってやさしいケア」を継続していけるよう、施設全体で取り組んでいきたいと思います。