令和7年1月29日に、特別養護老人ホームウエルプラザ高知で福祉避難所訓練を実施しました。
福祉避難所とは、一般避難所では生活に支障が想定される※要配慮者のために開設される避難所のことで、当施設は平成25年より高知市と協定を結んでおります。
当日は福祉避難所運営に携わっている高知県庁子ども・福祉政策部地域福祉政策課 谷様、高知市役所健康福祉総務課 水野課長様、宮地様にも同席いただき、福祉避難所のご説明をしていただきました。
普段行っている避難訓練とは違い、福祉避難所を開設するために段ボールベッドやテント、エアマットなどを使い避難場所を作るところから始めました。
段ボールベッドに初めて触れる職員も多く、「これどうやって組み立てるが?これで大丈夫?」など苦戦していました。できあがった段ボールベッドの寝心地を確かめる職員、「意外としっかりしているね。」など思い思いに意見が出ていました。
実際に避難してきた避難者役にも職員がなりきり、どのように受け入れをするのか体験してもらい、それぞれが思ったことなどを発表し合いました。
今後の訓練にも役立てていきたいです。
これから起こる南海トラフに備えて、ウエルプラザ高知でもしっかりと備えて準備していきたいと思います。また今後は、地域の方々にも参加してもらえるような訓練にしていきたいです。
高知県庁、高知市役所の職員の皆様、ありがとうございました。
※要配慮者とは…災害時に特に配慮や支援が必要となる高齢者、障がい者、乳幼児、妊産婦、傷病者、内部障がい者、難病患者、外国人等の人々